明治36年（1903年）の開業日から120年を迎えた本年3月21日（火・祝）に「和歌山市駅開業120年フェスタ」を開催しました。

当日は小雨に見舞われましたが、メイン会場の市駅前広場では、電車のおもちゃで自由に遊べる「トイレール広場」を設置し、ご家庭から持ち込んだプラレール車両を走らせられる大型レイアウトや、小さなお子さまも遊べるスペースも設け、開始当初から大勢の親子連れで賑わいました（走行用レイアウトの延べ入場者数は543人）。 

市内の創業120年以上の老舗の店舗が軒を並べる「老舗スタツィオーネ」では8店舗が出店し、こだわりの商品の展示・販売が行われたほか、懐かしい縁日コーナーやキッチンカーも並び、買い物や飲食などを楽しむ様子が見られました。

会場を中心に開催したクイズラリー「市駅・鉄道なぞときクエスト」も200人近い方々にご参加いただき、会場周辺の５カ所に設置されたパネルをたどりながら、市駅や南海電車にまつわるクイズにチャレンジしていただきました。また同日に開催された特別ツアー企画「和歌山車庫見学会」も満員となり、有吉佐和子記念館で開催した「市駅開業120年記念茶会」も盛況でした。

和歌山市民図書館2Fイベントスペースにて3月末まで開催した歴史パネル展にも、多くの方々に足を運んでいただくことができました。

歴史ある和歌山市駅の特別な記念日を、多くの市民・来訪者の方々とともにお祝いすることができ、主催者一同大変感謝しております。ご来場いただいた皆さま、会場準備・設営や運営、出店、誘導等にご協力いただいた関係者の皆様、誠にありがとうございました。