REPORT

リポート

「子どもまちあそび事業」を開催しました。

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《北島 尚志氏&アフタフバーバン関西》を講師に迎え、9月18日、12月10日、11日に鷺森別院本堂を会場に「まち」を舞台にしたイメージ・表現遊び「子どもまちあそび事業」を開催しました。

第1弾として、9月18日(日)に、アフタフバーバン設立者の北島 尚志氏講演会「子どもの遊びと育ちとまちとのかかわり」を開催。62名の方が参加されました。まず、会場に集まった方と手遊びやグループワークで遊びからのスタート。北島氏の面白くおおらかで気さくな話口調で、「子どもは子ども時間を生きている」「やりとりすべてがあそび」そして、そのためには”大人、まちの関わりが大切だ”ということを学びました。北島氏の関わってこられた子どもさんたちのお話なども聞かせていただき、子ども達への愛情あふれるその温かいまなざしに、聞いている参加者もなぜかちょっぴり涙がでる、そんな講演会でした。

第2弾として、12月10日(土)にスタッフ対象のワークショップ「まちを遊ぶってなんだ!?」、12月11日(日)に「紀州忍者参上!集まれ!紀の国っ子忍者達!」を開催しました。10日のワークショップでは、参加者全員が一緒に身体を動かして遊びました。笑顔溢れる空間に変わり、最後にはみんな仲良くなり和んだ一日でした。11日の本番当日は、市内の小学生(1年生〜4年生)50名が参加。風呂敷を頭に巻いて忍者になると、早速鷺森別院本堂で忍者修行がスタート。チームに分かれ、大学生・地域ボランティアの方々と共に、1年生は鷺森別院近辺のお寺・神社を、2年生〜4年生は和歌山市駅前周辺のお店・孫市城を、地図やヒントを手掛かりに訪ねます。合言葉が合うと、その人が忍者道場主!見事正体を見破ったら、道場主が「印」を授けてくれます。神社やお寺、お店の人や地域の人とのやり取りや関わり合いの中で、子どもたちの目が輝き、いきいきとした表情がみられました。修行のあと、鷺森別院の境内で、大人対子どもの旗取りチャンバラ合戦を行いました。新聞紙の剣を使っての真剣勝負は、子ども2勝、大人1勝で、見事子どもチームの勝利!子どもたちは大喜び、大人たちは悔しそう。最後に、アフタフバーバンの忍者から、紀州っ子忍者の証として、巻物が授与されました。まちを舞台に、大人も子どもも一緒になって忍者遊びを楽しみ、心を通わせあい、みんなが笑顔になる、そんな素敵な一日となりました。

参加してくださった皆様、ご協力いただきました商店街、寺社の皆さま、地域の方々、ありがとうございました。

 

北島尚志氏講演会アンケート結果

北島尚志氏講演会記述部分アンケート結果

「集まれ!紀の国っ子忍者達!」参加児童保護者アンケート結果

子どもまちあそび事業  学生・一般ボランティア感想