和歌山市立博物館
和歌山市立博物館は、天正13年(1585)に和歌山城が築城され、城下町和歌山が拓かれてから、ちょうど400年目にあたる1985年11月に開館した歴史系博物館です。和歌山市駅から徒歩約5分で、和歌山の歴史・文化遺産に関する興味深い展示が見られます。
■開館時間 午前9時から午後5時(入館は午後4時30分まで)
■休館日 毎週月曜日、祝日の翌日(月曜日が祝日の場合は開館、翌日休館) 12月29日~1月3日(年末年始)
■入館料 一般・大学生100円 高校生以下無料(※ただし、特別展期間中は別料金)
※和歌山市発行の老人優待利用券をお持ちの方は本人のみ無料。
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方及びその介護人は無料。
※団体(20人以上)は2割引
企画展 : 「出版文化とわかやま~本を刷り、絵に刷られ~」 令和7年4月26日(土)~6月29日(日)
城下町和歌山では多くの本が刷られ、人々は優れた文化を享受しました。この展覧会では和歌山で出版された本を紹介し、その文化的背景を探ります。
また、江戸時代の人々が好んだ和歌山の風景や物語を題材にした錦絵を展示します。
■6月の展示解説
・6月 7日(土)、6月21日(土)
※各会14時から1時間程度

諸国六玉河 紀伊高野之玉河 歌川広重画
新コーナー展示 :「和歌山市新指定記念 井辺(いんべ)遺跡出土の弥生・古墳時代の木製品」令和7年6月3日(火)~8月3日(日)
和歌山平野の東部、井辺遺跡の弥生時代の井戸から見つかったよろい、椅子(腰掛)、鉢などのまとまった木製品は大変珍しく、令和7年3月31日に和歌山市指定文化財となりました。
指定を受けた木製品と合わせて井辺遺跡出土の古墳時代の木製品を紹介します。

井辺遺跡出土 木製鎧
コーナー展示 :「和歌の聖地・和歌の浦―玉津島神社の宝物―」令和7年4月1日(火)~6月1日(日)
和歌の聖地として知られる景勝地・和歌の浦には、和歌の神である衣通姫(そとおりひめ)を祭る玉津島神社が鎮座しています。
このコーナー展示では、玉津島神社所蔵の貴重な宝物を紹介します。

衣通姫像(玉津島神社所蔵・和歌山市指定文化財)
常設展 資料が語る和歌山の歴史
常設展として原始から戦後復興期に至る和歌山の歩みを6部門に分けて分かりやすく展示しています。
2か月ごとに一つのテーマを決めて資料を紹介する「コーナー展示」や、紀州徳川家に関する資料を展示する「紀州徳川家コーナー」もあります。

館内風景・展示(昔の馬具)

館内風景・展示(昔の民家と道具)

館内風景・展示(昔の広告・機器)

館内風景・展示(昭和家電)