和歌山市立博物館
和歌山市立博物館は、天正13年(1585)に和歌山城が築城され、城下町和歌山が拓かれてから、ちょうど400年目にあたる1985年11月に開館した歴史系博物館です。和歌山市駅から徒歩約5分で、和歌山の歴史・文化遺産に関する興味深い展示が見られます。
■開館時間 午前9時から午後5時(入館は午後4時30分まで)
■休館日 毎週月曜日、祝日の翌日(月曜日が祝日の場合は開館、翌日休館) 12月29日~1月3日(年末年始)
■入館料 一般・大学生100円 高校生以下無料(※ただし、特別展期間中は別料金)
※和歌山市発行の老人優待利用券をお持ちの方は本人のみ無料。
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方及びその介護人は無料。
※団体(20人以上)は2割引
企画展 : 「歴史を語る道具たち」 令和7年1月15日(火)~3月9日(日)
民具や農具を「くらしの道具」・「遊びと勉強」・「あかりの道具」・「食事の道具」・「はかる道具」・「あたたまる道具」・「米作りの道具」の7つに分けて展示します。
コーナー展示 :「ミカンだけじゃない!上辻木海」令和6年12月3日(火)~ 令和7年2月2日(日)
上辻木海(1800~76)は、和歌山市東長町に住んだ町医者です。小原桃洞に本草学を学び、山中信古の記した「増訂南海包譜」に対応した図譜「柑橘図絵」を描いたことで知られています。一方で、詩書画をたしなみ、漢詩人・街伯英として湯浅出身の菊池海荘らと親しく付き合い、「小梅日記」には上辻貞輔の名で度々登場するなど、文芸を好む人物でもありました。この展示では、様々な趣味を楽しんだ上辻木海と市井の人々との交流を中心に紹介します。
常設展 資料が語る和歌山の歴史
常設展として原始から戦後復興期に至る和歌山の歩みを6部門に分けて分かりやすく展示しています。
2か月ごとに一つのテーマを決めて資料を紹介する「コーナー展示」や、紀州徳川家に関する資料を展示する「紀州徳川家コーナー」もあります。